こんばんは。よんすたです。
昨日に続き、ゼインアーツのフットプリントについて考えていきます。
内容としては、フットプリントを設営のガイド的(ペグダウン位置決め)に利用できないかという点。
また、今回のフットプリントとフロアマットは、本来の手順で設営した場合、面倒な工程になるのではとの懸念があり、その解決策も合わせて考えていきます。
では、早速いきましょう。
※この記事は、設営時にメインポールが影響するゼクーM、ゼクーM TC、ゼクーLに限った内容になります。
ゼクーは綺麗に張るのが難しい
まず、ゼクーの設営は簡単ですが、綺麗に張ろうとすると難しいです。
理由は、その設営方法にあります。
設営手順のうち、最初で最大の難関はここです↓
言葉では簡単に見えますが、実際にやるとこれが難しい。
綺麗に四角を作ったつもりが、最後まで設営すると「テントが歪んでる…」。
張れない事はまずないけど、綺麗に張るのって本当に難しい…。
ゼクーを買ってからしばらく、ビルディングテープにはかなり悩まされました。
設営ガイドを使用すれば簡単に綺麗に張れる
ゼクーをもっときれいに!もっとカッコよく張りたい!!
リアルに1年以上悩んだ結果、設営ガイドを自作しました。
本来の手順とは異なり、先に6か所のペグを位置決めしてテントを立ち上げる設営方法です。
設営ガイドを使うようになってから、自分でも驚くほど設営のストレスが減りました。
自作といっても材料は100均だけで揃いますので、ぜひ参考にして下さい。
フットプリントをペグの位置決めに使用できないか?
さて、フットプリントに話を戻します。
商品が発表されたとき、僕の頭をよぎったのは「設営に使えるかな?」という考えです。異端でしょうか。
公式の画像を見る限り、フットプリントの頂点にはペグをかけるループがあります。
妄想した手順はこんな感じです。
設営時、まずフットプリントを広げる→ループを伸ばしペグダウンする。
で、その位置がゼクーにとってベストなペグダウン位置になれば、だれでも簡単にかっこよく設営できる。
フットプリントのサイズは公式HPに情報が出ており、ゼクーMの場合は340×290cmです。(TCも同じ)
図にするとこんな感じで、テントに対し20cm内側に位置する事になります。
フットプリントのループ長さだけ調整すれば(30cmくらいかな?)、フットプリント基準でテントのペグダウン位置が決められるはずです。
次にリビングシートを広げて、同じペグに掛ける。
続いてテントを広げて同じペグに掛ける。(6か所目だけは引っ張った位置で打つ)
こんな手順で、設営を簡単にできそうな気がするんです。
注:この手順の場合、リビングシートの上にビルディングテープが乗ってしまうため、テント内側3本のビルディングテープは取ってしまう事を推奨します。
設営にビルディングテープを使用しないならば、取ってしまっても使用上の問題は発生しません。
(僕の使用するゼクーMは既に3本外しています。もちろん、戻すこともできます)
ぜクーを綺麗に張るには、とにかくペグダウン位置が重要
本来の設営手順は(おそらく)面倒
発売前で情報がありませんが、本来の設営手順は面倒ではないか、と思っています。
注:センターポールが関係するゼクーの場合のみの話です。
- テント(ゼクー)をマニュアルの手順で設営する
- フットプリントをメインポールの下に通して広げる
- リビングシートをメインポールの下に通して広げ、ペグに固定する
- フロアマットをメインポールの下に通してリビングシートの上に敷く
【後日訂正:フロアマットはポールの下を通さず設置できます。】
※フットプリントは手順1になるかもしれません。その場合、メインポールの下に通す手間はなくなります。
(ただこの場合は、ビルディングテープはフットプリントの上にきてしまいます)
で、面倒なのは「メインポールの下を通す」ここです。
メインポールを持ち上げて下を通す、または、メインポールを一度傾けて下を通す。これが非常にめんどくさい。
今までリビングシート1つでも面倒と感じたのに、さらにフットプリントとフロアマットまで増えるとなると、正直気が参るレベルです。ほんとに。
だからこそ、もしもフットプリントでペグの位置決め→そのままリビングシート、フロアマットを設置→最後にテントを設営。
という順で設営できた場合は、この面倒なメインポールの下を通す工程をなくすことができ、負担も減らせます。
メインポールの下を通す作業。本当に大変です。
二股化でも設営の手間は解消できる
フットプリントとフロアマットの設営の手間は、メインポールの二股化でも解消できます。
メインポールの下を通すのが面倒→ポールを二股化してしまえば、シートを広げるだけで済みます。
いやそれ、二股化するのが手間じゃん。との意見も出てきそうですが、
二股化は体感的な広さ&レイアウトの自由さも手に入れることができ、結果的にはメリットが上回ります。
導入するのもDODのフタマタノキワミを購入するだけなので、簡単。
本当に、感動ものですので全ゼクーユーザーに超おすすめしたい内容です。
詳しくはこちら↓で解説していますので参考にしてください。
まとめ:プラスアルファで満足度はかなり上がる
さて、そろそろまとめます。
- ゼクーの設営は簡単。でも綺麗に張るのは難しい
- 設営ガイドがあれば綺麗に張れる
- フットプリントも設営ガイド的に使えるかも?
- フットプリント・フロアマットの設営は面倒かも
- 二股化すれば、その問題は解決できる
ということで、とりあえず的にフットプリント・フロアマットを購入した場合、
思いのほか設営が面倒だった、と感じるかもしれません。
ですが、その面倒さは、設営ガイドや二股化で解消できます。
「思ってたのと違った!キャンプ面倒!やめよ!」となってしまう前に、
ぜひともこれら「プラスアルファの打開策」を試していただきたいものです。
少しでも参考になれば、僕もとても嬉しいです。
では、また。
※当記事の内容は、ゼインアーツ製品のうち、フットプリント・フロアマットがメインポールに影響するゼクーに関する内容です。
ロロ、ギギ、オキトマなどの他製品ではデメリットもなく普通に快適に使えるはずですのでご安心ください。
また、製品発売前に執筆しているため、実際の製品仕様とは異なる可能性があります。
ご了承ください。