テントのスカートには(並々ならぬ)こだわりがあります。
スカートをピシっと張ると、テント全体が「ピン」と張りのある印象になります。
かっこいいテントはかっこよく張りたい!
え?誰も見てないって??
僕が見てます!僕が見てニヤニヤする為に、カッコよく設営したいのです。
自己満全開です。
そんなこだわり「過ぎ」なスカートの固定。
最高にカッコよく見せる為のマイルールを、包み隠さず全部ご紹介いたします。
僕のメインテントはゼインアーツのゼクーMです。
購入から2年近くになりますが、全く飽きる事がありません。
理想通りに設営できると、撤収までずーっとニヤニヤしてます。
普通に設営するだけでもかっこいいゼクーですが、
スカートをきっちり張ることでより「シャープ感」が生まれかっこ良さが倍増します。
スカートの固定は見た目だけでなく、
・夏は虫の侵入を防ぐ
・秋冬は寒いすき間風を防ぐ
・スカートが風でバタバタと音を立てるのを防ぐ
・芝や砂埃がテント内に舞い込むのを防ぐ
といった機能面でのメリットも多くあります。
キャンプではフロアのあるお座敷スタイルが多いのですが、
キャンプを始めた頃は、予想以上に芝や砂埃が舞い込む事に驚きました。
せっかく綺麗に設営したのにテント内が砂や芝だらけでガッカリ。侵入を防ぐにはスカートかな。
そんな経緯でスカートの固定を始めたのがきっかけでした。
ゼクーMのスカートをかっこよく見せる4つのポイント
ゼクーMのスカートの固定では、自分の中で4つのルールがあります。
もちろん目的は「かっこ良さの追求」の為です。
スカートの重ね方を決めている
まず始めに、スカートの重ね方を決めています。
具体的にはゼクーの場合、
・エクステンションフレーム側のスカートを下
・小型ベンチレーション側のスカートを上
にして重ねます。
一辺の左右でスカートの重ね方が違うと違和感を感じます。
規則的に重なっていると、スマートかつ、広がり感があって綺麗に見えます。
注)もうお気づきでしょうが、僕はこだわりすぎるタイプです(笑)
公式とは違う固定方法
エクステンションフレーム部は、公式の設営マニュアルとは違う位置をペグダウンしています。
本来ここは、ファスナー下のゴムをペグダウンします。
ですがそれではスカートに張りが出ないので、スカート端部のループを固定しています。
ここは出入り口にもなる場所。固定すると面倒と感じるかもしれません。
そんな時は、よくある「テントの付属ペグ」が便利です。
理由は、ペグの先端が引っ掛けやすく外しやすい形状だからです。
しかもシンプルな構造で、目立ちにくいというメリットもあります。
ずっと部屋で眠っていたペグですが、意外な場面で役に立ちました。
幕の端部は、目立たないよう内側へ巻く
ちょっとかわりづらいのですが、エクステンションフレーム部をメッシュにする際の話です。
幕をくるくると内側へ巻き上げていくのですが、一番下のスカート部は最後に内側に巻き込んで隠すようにしています。
こうすることで、巻き上げた幕の端部がスッキリとした印象になります。
比較すると以下です。
いかがでしょうか。ごちゃごちゃ感がなくて綺麗ですよね。
そこまでするの!?
うん…。だって、ゼクー好きなんだもん。
ペグは目立たないものが良い
スカートの固定には目立たないペグがいいです。
ただでさえ本数が増えるスカートの固定。太いスチールペグ等を使うと、そこら中がゴツゴツした印象になってしまいます。それに持ち運びもすごく大変になります。
とはいえ、簡単に曲がるペグだと結構ストレスを感じます。
スカートの固定用ペグに求める要素は、
・シンプルで目立たない
・本数が増えるから軽くスタッキング性がいいもの
・簡単には曲がらない、ある程度の強度がある
が条件になってきます。
そんなものあるの?って話ですが、長い事探して辿り着きました。
福善刃物工業の打刀(16cm)です。見事に上記要素を満たしています。
現状販売されているペグの中では、個人的に「ベストオブスカート固定ペグ」です。
ここにたどり着くまでに、どれだけペグにお金を溶かしてきたことか…(笑)
安息の地にたどり着いた気分です。
まとめ:設営はエンターテイメントだ
そんなわけで、「誰かに見せたい!」よりも「自分の最高のテントを自分が見たい!」という欲求で、あれこれこだわってきました。
設営なんて面倒なだけ。さっさと終わらせて早く飲めば?とかいろいろな意見もあると思います。
ですが僕にとって、じっくり満足いくまで設営して、テントを眺めてニヤニヤすることは、キャンプの楽しみの中でかなりのウエイトを占めているんです。
そう、つまり、設営はエンターテイメントだ!
というわけで、
僕はこれからも、自己満の世界を突っ走ります。
テントをもっとかっこよく見せたい!そんな悩みがある方の参考になれば、とても嬉しいです。
ではまた!