ゼクーMのインナーテントに、ビジョンピークスのTCルーテントソロを使用してみました。
以前はデュオキャンプが多かったので、インナーにはTCルーテント(2人用従来モデル)を使用していました。
ですが、最近はソロキャンプの機会が増えた為、寝室スペースを縮小、その分リビングを広くしてゆったりと過ごしたかったんです。
結果としては、100点!まではいかないけど90点!の満足度でした。
さらっとレビューします。
TCルーテントソロをゼクーMにイン!
では早速、ルーテントソロを入れた感じをご覧下さい。
ルーテントソロは名前の通りソロ用のサイズです。
大きさは210×110×120cm(高さ)なので、ゼクーMには余裕で入ります。
以前までのTCルーテント(二人用従来モデル)はゼクーの中の半分を占有していました。
TCルーテントソロの場合は、ゼクーMの中をインナーテント3割で残り7割がリビングスペースといった感じになります。
ご覧のとおり、充分すぎるほどゆったりしたレイアウトで過ごせました。
まあ、ゼクーMでソロの時点で当たり前ではありますが(笑)
※画像はDODのフタマタノキワミでセンターポールを排除しています。
ゼクーM×TCルーテント(従来モデル)の使用感はこちらでご紹介しています。
テントの外から。
まあまあいい感じではないでしょうか?
10月頭のまだ虫が飛ぶ季節でしたが、ゼクーを全開にしててもインナーテントに虫が侵入することはありません。
おかげで寝る時の安全は確保されており、とても気楽でした。
冬場はTC素材で暖かく、結露もなし。風音も和らげて朝の光も遮りぐっすりと眠れます。
カンガルースタイルって、本当に優れています。
ゼクー内での設営も移動も簡単です
テント内での設営は、イメージ通り簡単でした。
なんたって、小さいですからね。
センターポールがあっても全く問題なく設営できます。
小さく軽いので、設営後の移動も軽々とできました。
設営での注意点はあまりないですが、あえて挙げるとすればポールが折れないように注意することでしょうか。
TCルーテントのポールはアルミでなくFRP製(強化プラスチック)です。
軽い素材ですが、折れる時は裂けるように折れてしまいます。(折り曲げて裂けた竹のイメージ)
裂けてしまったポールは、その場での修復はまず無理です。
焦らず慎重に、設営しましょう。
天面ポールの幕への接触がちょっと残念
冒頭で90点と評価しましたが、10点の減点ポイントを解説します。
TCルーテントソロは、カンガルースタイル用テントの中では広い部類です。
その広さを実現する為、天面に幕を広げるリッジポールがあるのですが、このポールが干渉してしまい、隅までめいっぱい寄せることができません。
ゼクーMの場合、ベンチレーション側へルーテントを寄せていくと、上部のリッジポールが接触する影響でここまでしか寄せることができませんでした。(ポールをリビングシートからはみ出させても同じです。)
※天井の高いエクステンションフレーム側に配置すれば、これよりもう少し寄せることができます。
ですが、思いのほか端に寄せられなかったな。というのが率直な感想です。
見方を変えればこのリッジポールのおかげで、TCルーテントソロは幕内に絶妙な広さの空間を確保しています。
それにどちらにせよソロキャンプでの使用。
ゼクーMでの使用ではこれでもリビングスペースは充分すぎるほど快適な広さです。
TCルーテントソロの中の広さ感については、こちらで詳しく解説しています。
どの程度荷物をしまえるか等、参考にしてください。
まとめ:ゼクーMでの使用満足度は合格点
まとめとして、ゼクーMでの使用感は合格点です。
最高!とまでは言いませんが、充分満足している。という感じでしょうか。
理由としては、
・目的としていた広々リビングは確保できた
・ルーテント内の余裕あるスペースも思っていた通り満足
の2点です。
より、幕にぴったり寄せられるテントもありますが、その場合テント内スペースが狭くなります。だったら、ルーテントソロの選択肢でよかったという感想です。
これからの寒い季節も活躍してくれそうなTCルーテントソロ。
長く、大事に使用していこうと思います。