ゼクー用のラグ購入で、敷いた後にイメージと違った。ということがありました。
原因は、リビングシートのサイズを正確に把握していなかった為です。
そんな、ちょっと分かりずらいゼクー内部のサイズ感についてのお話です。
ゼクーMのリビングシートのサイズ
ゼクーMに付属のリビングシートは五角形です。
どこを調べてもリビングシートのサイズが載っていなかったので、現物を測りました。
図のとおり、テント寸法に対し若干小さく、テントの一辺220cmに対し、リビングシートの辺は200cmです。
よって、テントとリビングシートの間に、20cm弱の隙間ができます。
仮にテントと同サイズのリビングシートだった場合、雨天では雨がリビングシート内に侵入する可能性がありますが、若干サイズを小さくすることでこれらの問題を解決しています。
経験談:ゼクーのラグ選びでのサイズ感の勘違い
僕がテント用のラグを探している際は、リビングシートのサイズを考慮せず、テントのサイズを基準に探していました。
単純に、テント内半分にラグを敷きたいから、220×190cm程の大きさがいいかな、と。
購入したラグのサイズは、185×185cmです。
これはぴったりだろうと意気揚々と使用した結果、、、
センターポールにもろ被りでした。。
各寸法
- ゼクーの半分のエリア:220×190cm
- リビングシートの半分:200×170cm
- 購入したラグのサイズ:185×185cm
ポールに被ってしまったのは、リビングシート半分に対して、15cmのオーバー分です。
まあ、いいっちゃいいんですが、ポールを持ち上げて滑り込ませるのはちょっと手間です。
ゼクーのカーペットマット購入を検討されている方はご注意ください。
センターポールがどうしても気になる場合は、二股化することで広々空間になります。実績のあるDODのフタマタノキワミが安心ですね。(欲しい…)
【予想】ゼクーLのリビングシートのサイズ
2021年6月にゼインアーツの新作としてゼクーLが発売されますが、こちらも五角形のリビングシートが付属します。
おそらくゼクーMと同様なサイズ設計だろうということで、リビングシートの大きさを予測してみました。(上図参照)
ゼクーLの場合は、内部の半分にラグを敷く場合、250×215cmがジャストサイズになりそうです。
しかし、広いですね。。
もちろんこれは「予想サイズ」であり、保証はできませんのでご了承ください。
おまけ:ゼクーのグランドシートを自作する場合の寸法感
テントのサイズ、リビングシートのサイズが把握できたので、ついでにグランドシートを自作した場合の寸法も計算してみます。
グランドシートの条件
- テントのサイズよりやや小さい(テントより大きいと雨水がテント内に入る)
- リビングシートよりやや大きい(リビングシートは覆って、汚れ防止したい)
- 土間は残したいので、五角形
テントの一辺のサイズ:220cm
リビングシートの一辺:200cm
↓
よって、グランドシートの一辺:210cm が良さそうです。
但し、こんな特殊な形状のグランドシートは、やはり販売されていません。
よって、360cm×315cm以上のシートを加工し、5角形に作成する必要があります。
素材としては、グランドシートの代用品として有名なODグリーンが候補になります。
3.6m×5.4mをベースとして加工するのが良さそうです。
また、代替え案として、長方形のグランドシートを使用する手もあります。
「自作加工」には正直抵抗があったので、他の手段はないか考えていた所、良さそうなものを見つけました。
ダンロップV8テント用のグランドシートです。
グランドシートのサイズは360cm×220cmで、ゼクーMの中央エリアを綺麗にカバーできます。
長方形なので三角エリアだけはカバーできませんが、その他のサイズ感は、見事にテントとフロアシートの中間に収まります。
これだけのサイズがあれば、テントの保護、防水・断熱としても充分ではないでしょうか。
また、設営時はグランドシートに沿ってビルディングテープ&ペグダウンの位置決めができるようになる、という点も見逃せません。
毎回いろんな角度から眺めてチェックするのですが、どうしても多少は歪みます。その作業が、何も考えずにただグランドシートに合わせるだけで良くなります。
また、ODグリーンなどの代用品とは異なりこちらは「正規のグランドシート」なので信頼性も文句ありません。
お値段約9,000円とそこそこしますが、その価値は充分にありそうです。
実はコレ。購入しようか、かなり悩んでいる一品になります。
(在庫も少なそうだから早く決めないと、、、)
以上、参考になれば、とても嬉しく思います。