キャンプで快適な眠りを与えてくれる「コット」
コットを組み立てると通常、生地はピンと張られますが、組み立て方を間違えると生地がだるんとして張りがでません。
あなたがもし、コットが張らない!張りが弱い!何かおかしい!とお悩みでしたら、この記事を参考にしてください。1分で解決して、楽しいキャンプを続行できます。
※記事はVENTLAXのアジャスタブル2WAYコットをサンプルにして解説します。多くのコットは類似した設計の為、解決方法も同じです。
コットが張らない。原因の多くはフレームの向き
早速ですが結論です。
コットが張らないのは、組み立て時のフレーム(脚)の向きに問題があります。
脚の左右をつなぐフレームの向きは、画像左が誤りで、右が正しいです。
組み立てた状態で、左右をつなぐフレームが地面側に湾曲していたら間違いです。
コット側に湾曲していれば正しいです。
誤った向きで組み立ててしまうと、フレーム間の距離が本来の幅より狭くなってしまいます。
結果、生地をしっかりと張ることができず、コットが弛む原因になります。
VENTLAXのコットに付属の注意書きがわかりやすいので、参考に添付します。
比較すると一目瞭然です。
誤った組み立ての場合、張りが弱いというレベルでなく、全く張っていません。
この状態ではコットとしての機能はまったくといっていいほど得られません。
見た目的にも残念な事になります。
翌日に疲れを残さないために睡眠はとても大事。正しい方法で使用したいですね。
間違った組み立ては、安全性にも問題が
問題点は、快適性・見た目にとどまりません。
上記画像を見ると、フレームと固定部の間に隙間が見えます。
通常はガッチリ固定されますが、誤った組み立ての場合は引っかかっているだけです。
この状態でコットに体重をかけると、フレームが外れ転倒し、ケガに繋がる可能性も…。
さらに新品のコットが壊れるという最悪な結果を招くかもしれません。
正しく使って、楽しいキャンプが台無しにならないようにしたいものです。
生地は張ってるけど、微妙に弛みがある場合
生地に張りはあるけど、なんか端だけ弛んでる。
そんな場合は2本のメインフレームの固定方法に問題がある可能性があります。
フレームの端部は生地で押さえつけられるようにカバーされているのが正常です。
この部分が飛び出してしまうと、コットの端だけ弛みが出ます。
フレームを差し込んで固定する際は、端部がしっかりと生地で押さえるように固定されていることを確認しましょう。
誤った使用方法でのレビューに注意
ネットで買い物をする際に、多くの方が口コミを参考にすると思います。
ですが中には、誤った使い方をした結果、「この商品はダメだ!」「買って後悔した!」といった低評価の口コミを投稿する方がいます。
せっかく良い商品を買ったのに、間違った使い方(勘違い)をして後悔するのはとてももったいない事です。
また、その口コミを見た方が誤った情報により購入をやめてしまったとしたら、ユーザーとメーカーのどちらにも損失しかありません。
コットに限らずですが、悪い評価の口コミを参考にする場合は「正しく使った結果か?」という視点をもった上で閲覧することをおすすめします。自分自身が損しないために。
今回ご紹介したVENTLAXも、やはり誤った使用方法による低評価の投稿がネット上に存在しています。
VENTLAXのコットは従来のコットにあった問題点を解決した非常に良いコットです。自信をもってオススメできるので、検討されている方はご安心ください。
以上、コットが張らない原因についての解説でした。