打刀16cmの超長期レビュー!殿堂入り!もうずっと、これでいい。

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福善刃物工業のペグ。打刀16cmの超長期レビューです。

購入したのは2021年の年末。気が付けば2年と4か月が経過していました。

長期レビューと言っても、詳細は前回のレビューでだいぶ語っていますので、

今回は「長く使って気づいた事」を中心にレビューします。

※打刀16cmはテントのスカートを固定する用途のみに使用しています。テント本体やガイロープの固定に使用した感想ではありませんのでご了承下さい。

前回のレビューはこちらからどうぞ。

目次

打刀16cmを2年以上使い続けてわかったこと

ということで、2年以上使った感想はこちら。

もうずっとこれでいい

これです。

…さすがにそれでは伝わらないですよね。

もうずっとこれでいいと思った理由は、

・かっこいいから、もうずっとこれでいい
・重さを感じないから、もうずっとこれでいい

この2つです。

順にいきましょう。

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かっこいいから、もうずっとこれでいい

僕にとっての打刀16cmは、「テントのかっこよさを極限まで引き出すペグ」これです。

大げさと思われるかもしれませんが、まずは打刀でスカートを固定し設営したゼクーMをご覧ください。

いかがでしょうか。

自分で設営しておいて何ですが、マジで神がかったカッコよさと思います。

ていうか打刀どこ?と思うかもですが、ちゃんと使っています。

そう。見えないからこそ、邪魔しない=テントの美しさだけを最大限に引き出してくれるんです。

そんな仕事をさらっとやってのける打刀、ある意味超イケメンです。

それ、打刀じゃなきゃダメなの?

と思うかもしれません。たしかに、似たようなペグはいくつかあります。

ですが、小さいけどちゃんと刺さらない。そもそも打ち込みにくい。など弱点を抱えたものが結構多いんです。

打刀のように打ち込みやすく引き抜きやすい。それでいて強度も確保した製品ってほんとに見かけません。

ということで、2年以上使ったけど「テントのかっこよさを引き出す魅力」はまったく衰えなかった。

最高にかっこよく設営できるから、もうずっとこれでいい。本気でそう思いました。

重さを感じないから、もうずっとこれでいい

なんというか、重いとか軽いの次元じゃなく、打刀は重さを感じない。

そんな印象です。

僕はキャンプに行くとき、設営に過剰となりそうな鍛造ペグはケースから出して家に置いていきます。

鍛造ペグの重さはどうしても気になるもの。

仕方ないとも思いつつ、もう何年も、キャンプに行く前に不要なペグをケースから出して減らす作業を続けています。

ですが、打刀を家に置いて行ったことは1度もありません。ずっとケースに入れっぱなしです。

打刀16cm12本196g
鍛造28cm1本223g

理由は単純明快。もともと軽い打刀。置いていったところで、ペグケースは軽くならない(笑)

参考までに、比較します。
打刀16cm×12本で196g
鍛造28cm×1本で223g

長さが違うので直接比較するのはかわいそうですが、鍛造ペグは4本減らせは約1キロ軽量化できます。

打刀は12本でも196g(笑)。手間かけて取り出した所で体感は変わりません。

もはや重さを意識する必要のない次元に達している打刀。だからもうずっとこれでいいんです。

上:打刀12本 中:チタン12本 下:鍛造12本

さらに打刀16cmは2.5mmとスリムな板厚の為、ペグケース内でもスペースをほとんど必要としません。

保管場所さえ意識する必要がない、このお手軽さ。そりゃあもう、手放せなくなります。

垣間見えた、打刀ならではの強み

驚いたのはその綺麗さ

実はこの長期レビュー。使い続けてもネガはなかった。これからも使い続けたいです。

という内容でさらっと終わると思ってました。

ですが、ペグを手にして眺める中で気づいたことがあります。

これだけ使ってきて、なんだこの綺麗さは

よく見れば浅い傷こそあれど、深く目立つ傷や錆は一切ない。とても綺麗な状態を維持していました。

補足すると、「スカート専用」の用途だから毎回必ず使用したわけではなく、上の画像に写っている鍛造ペグやチタンペグより使用頻度は低いです。

でも、その点を考慮しても驚くほど綺麗な状態でした。

ペグを抜いた後、簡単に汚れが落ちるな、とは思っていましたが。ここまで綺麗さをキープしているとは。

思い返せば打刀は、

刃物と同じ製造工法と真空熱処理が施された刃物用ステンレス鋼が使用されたペグです。

従来のペグとは、そもそものルーツが異なります。

あまり意識していなかったけど、長く使ってきてその強みが見えたのかも、と思いました。

マジですごいぞ!打刀!

最後に。

僕はキャンプに出会い、ゼインアーツに出会い、いかにテントを美しくかっこよく設営するかに夢中になりました。

始めの頃はどれだけ気合い入れても全然うまくいかず、キャンプから帰っては写真を見返し、次はどうしようかと首を傾げる日々でした。

でも、その試行錯誤が本当に楽しくてまさに夢中。ずっと「夢の中」でした。

ここまでこだわる人は、あまりいないかもしれません。

それでももし、もっと綺麗に…もっとかっこよく!…と思った事があるならば、

打刀はきっとその助けになってくれると思います。

そしていつか、言葉にできないような達成感を味わえると思います。

この記事が、ほんの少しでもお力になれば何よりです。僕はその為に、ブログを書いています。

では、また!

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