コロナの新製品、SZ-F32に大注目しています。
理由は、サイズと出力(暖かさ)のバランスが絶妙だと思うからです。
これまでキャンプでは、トヨトミのレインボーストーブを使用してきましたが、ゼクーMで使用する場合、若干のパワー不足を感じていました。
コロナのSZ-F32ならば、この「あともう少し」の部分を満たしてくれそうな予感がします。
ということで、今回はコロナのSZ-F32とトヨトミのレインボーストーブを比較していきます。
SZ-F32とレインボーストーブのスペック比較
早速、仕様を比較していきます。
SZ-F32 | レインボーストーブ | |
---|---|---|
暖房出力 | 3.19kW | 2.5kW |
暖房の目安 | 木造:9畳 コンクリ:12畳 | 木造:7畳 コンクリ:9畳 |
寸法 | 高さ475×幅355×奥行き355mm | 高さ474×幅388×奥行き388mm |
重さ | 6.3kg | 6.2kg |
大きさ・重さはほぼ同じ。
目安となる部屋の広さは見ても、レインボーよりSZ-F32の方が広い範囲をカバーできそうです。
暖房出力は30%近くSZ-F32が上回っています。
で、この30%が絶妙なんです。
ゼクーMにレインボーストーブではやや力不足
ゼクーMでレインボーストーブを使用すると、「そこそこ」暖かくなります。
「すごく暖かい」まではいかず、まあ許容範囲かな。という最低限のレベルです。
市販のストーブは出力3kWほどの小型タイプと、出力6kW~の大型タイプに分かれます。
大型ストーブを使えばもちろん暖かいですが、ゼクーMではオーバースペック。
さらに10キロを超える重さで、積み込みは大変、家での保管場所の問題も出てきます。
というわけで、レインボーくらいのサイズ感で、もう2割~3割くらいパワーがあればベストと思っていました。
参考:大型幕を使用されている方に人気のトヨトミKS-67H。
重さは10キロを超えてきますが、その暖かさは別次元です。
ロロやゼクーLなどの大型幕ではこのクラスがおすすめです。
SZ-F32は小型ストーブの中でトップクラスの出力
トヨトミのレインボーだけでなく、同クラスの他社製品とも比較します。
重要なのは、「出力と重さ」です。
製品 | 暖房出力 | 重さ |
---|---|---|
コロナSZ-F32 | 3.19kW | 6.3kg |
アルパカストーブ | 3.0kW | 6.6kg |
パセコ | 3.0kW | 5.3kg |
トヨトミレインボー | 2.5kW | 6.2kg |
フジカハイペット | 2.5kW | 5.6kg |
後発ということもあり、SZ-F32はしっかりと他社を上回ってきました。
もちろん、数値だけで判断できない部分もありますが、信頼性の高い老舗メーカーですので期待は裏切らないでしょう。
ゼクーMの冬キャンプでは、「あともう少しの暖かさ」を補うために、イワタニのマイ暖をよく使用していました。
SZ-F32の暖房能力なら、それも不要になるかもしれません。
※でも、マイ暖は春や秋に活躍するから今後も使うけどね!
サイトに調和するSZ-F32のカラーがいい!
コロナのSZ-F32は「アウトフィールド」という新ブランドで、明らかにキャンプでの使用を意識して開発されています。
デザインはランタン風でベージュカラーをまといます。
キャンプサイトの中でも、違和感なく馴染んでくれるでしょう。
僕はベージュ・タンカラーのキャンプギアを揃えてきたのですが、
サイトに真っ白のレインボーストーブがあると、どうしても「浮く」感じがしちゃいました。
SZ-F32のベージュカラーはサイトにも違和感なく馴染みそうです。
まとめ:絶妙なサイズ・パワーで期待値は高い!
ということで、コロナのSZ-F32についてまとめます。
こんな感じでしょうか。
さらに付け足すと、安心の国内メーカーって事。場合によっては生命にも関わる機器ですからね。
というわけで、これ以上調べると本当に欲しくなるので、今日はここまで!
おわり。