すごく微妙に見えませんか?コレ。
見るからに頼りなさそうだし、おしゃれ感もまるでない。
ですが、キャンプには必ず持って行きます。
今回は、地味にお気に入りのセリアの風防をご紹介します。
微妙な点その1:安っぽい
風防というと、だいたいアルミやステンレス素材が多いと思いますが、セリアの風防は「プラダン」です。お値段は100円。
その名のとおり、プラスチック素材の段ボール。見た目も縦の線が入っているし、断面も段ボールのような感じです。
人気があるダイソー品はアルミ製ですね。(500円)
内側にはアルミシートを貼り付けてありますが、当然ながら直に火を当てることはNGです。
なんとも安っぽくて頼りなく、不安感がでてくる見た目です。
まあ、安っぽいというか、実際に安いんですが。
微妙な点その2:サイズ感
画像のようにST310のバーナーにガス管をつけた状態だと、サイズがちょっと足りません。
あとほんの少しあればフックの場所まで届くんだけど。
まあ、他メーカーの風よけもここまでのサイズはないものが多いです。
ガス缶を使用せず、100均の五徳やポケットストーブを使用する場合は、フックの部分までしっかりと届きます。
微妙なのに、なんで使ってるの?
微妙なのになんで他のメーカーのものを使わないの?
と思われるかもしれませんが。
「これでいい」んです。
「これがいい」ではなくて、「これでいい」
ちょっと安っぽくて頼りなさそうに見えても、「風よけ」という課された仕事はしっかりとこなしれくれます。
すばらしいじゃないですか。
たったの100円です。セリアの企業努力には頭が下がります。
かっこ良くて、おしゃれな道具ももちろん好きです。
が、限られたコストの中で知恵を絞り、機能をしっかりと満たした製品も、同じくらい素晴らしいと思うんです。
軽い素材で、風が吹いたら飛んでいかない?と心配になりそうですが、結構大丈夫です。
プラダンはその形状から、しっかりと形を保ちます。多少の風は問題になりません。
なお、出番はほとんどないですが、地面に固定するピンも付属しています。
安くても、いいものは、いい
SNSやブログでいろいろな道具を見ていると、物欲がとまらなくなります。
あれもこれも欲しくなってしまいますが、自分にとって必要な「機能」をしっかりと見極めることも大事なんだな。
この風防を見ていたら、そんな事を改めて思ったのでした。
で、
節約したお金で、
もっとキャンプ行こ!