ゼインアーツのタープ、ゲウがとても気に入っています。
ただ、気になるのは設営面積。
フリーサイトならいいのですが、区画サイトとなるとテントと一緒に収まるのか不安です。
てことで、検証しました。
ゲウの設営面積は最小でどれくらいか!?
早速いってみましょう。
ゲウの設営に必要な最小面積
いきなり結論ですが、ゲウの設営に必要な最小面積は5.8m×5.8mです。
普通に設営した場合は7.4m×7.4m必要ですが、ガイロープ幅を各1mまで詰める事ができました。
※画像のMはメインポール。Sはサブポール側です。
ゲウの幕内有効面積は、3.8m×3.8m。
ガイロープは普通に張るとタープからは1.8m離れた位置にペグダウンしますが、この距離を1.0mに短縮する事ができました。
え?ゲウってもっと大きくない?と思われたかもしれません。
そう思われたあなたは超鋭いです。ゲウを広げ、4つの頂点の距離で見た場合は5.3m×4.9mあります。
但し、実際に設営するとタープは三角屋根の形状になるため、有効面積は狭くなります。
ゲウの場合、メインポールとサイドポールの落差が80cmあり、サイドポール間の距離はタープを広げた状態の4.1mから設営後は3.8mになります。
ちょっと話がそれましたが、タープの実際の広さって把握しずらいので補足しました。
ゲウの最小面積設営時の工夫
最小面積で設営=いかにガイロープの距離を詰めるか、です。
まず、サブポール側はガイロープを二股化し距離を詰めました。1.8mから1.0mに短縮です。
ゲウは普段から「角を落とす設営」をしているため、余っていたガイロープを使用しています。
また、より安定させるためポール端部は通常より内側にズラしたほうがよさそうです。
メインポール側はもともと二股ガイロープの為、シンプルに距離を詰めました。
思いのほか安定していますが、こちらもポール端部はいつもよりやや内側に移動させました。
これで前後左右ともー80cm。
結果として5.8m×5.8mの面積で設営することができました。
最小設営時の注意点とデメリット
今回の最小設営によって、発生する注意点とデメリットがあります。
まず、サイドポール側ですが、ガイロープの二股化により出入りの時にちょっと邪魔になりました。まあ、いつもはメインポール側から出入りするのでたいした問題ではないです。
暗くなってからは足を引っ掛けないよう、気を付けたいですね。
今回の設営方法は、「ベストなガイロープの張り方」ではないため、強風時には注意が必要です。
設営面積を最小としたままさらに強度を上げるならば、メインポールのガイロープを三股にしてもよいかもしれません。角を落とした設営をしているならば、ちょうど2本のガイロープが余っているハズです。
サイドポールのガイロープを二股化したことにより、ペグ必要数が2本増えました。
これもまあ、たいした問題ではないですが。念の為。
小スペース設計というゲウのメリット
ゼインアーツの公式サイトに、「小スペース設計でありながら、広い有効面積を実現」という説明がありますが、初めて見たときは???って感じでした。
こんなに大きくてポールも4本のあるのに、なにが「小スペース」なんだろう?と。
ですが、考えながら設営している中で、ポールが4本あるからこそ、広いスペースを確保しながら設営面積を抑えることができるのか!と気づきました。
それでいて、このかっこよさ。うーん、素晴らしい。
今回のゲウの設営面積5.8m×5.8mには大きな意味がありまして、これがいければ10m×10mサイトでゼクーMと並べて設営できそう!という次の課題に繋がったわけです。
また機会がありましたらご紹介しようと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。