オガワ・タッソの辛口レビュー!?軽くて設営は簡単!だけど、うーん…

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タッソの感想をさくっと書きます。

 

とても軽いです。設営はまあまあ楽。普通にいい幕です。でも、うーん。。。

 

ちょっと何言ってるのか状態かもしれませんが、これが僕の感想です。

 

※なお僕は、皆が引くほどのゼクーM大好きマンなので、そんな男がタッソを使ったらこんな感想になった。という感じで見て頂ければと思います。

 

では、行きましょう!

 

 

 

目次

なぜタッソのポリ幕を購入したの?

タッソはT/Cが人気ですが、僕が購入したのはタッソの「ポリ幕」です。

 

選んだ理由は
・ソロ用テントが欲しい
・テント内でギリギリ立てる(腰対策)
・軽くて設営が簡単
・オガワの安心感(なんとなく
・変形がおもしろそう

こんなとこです。

 

T/Cでなくポリにしたのは、軽さを一番重視したからです。

 

家庭環境の変化もあり、サクッとキャンプに行って、疲れを残さずサクッと帰る!

それを叶える幕として選びました。

 

※人に勧めるならT/Cです。重さと乾かす環境に問題がなければ、T/Cのほうが「無難」です。

 

 

タッソを使った率直な感想は

表現が難しいですが「悪くない」が本音です。

 

もう最高!!って感想はないです。普通に悪くない、これです。

 

この感想になった理由は、これまでずっとゼクーMを使ってきたからだと思います。

 

ゼクーはタッソより設営が大変ですが、設営後は言葉に表せないほどのかっこよさと満足感がありました。

 

そして、お酒を飲みながらゼクーを眺める事をいつも楽しんでいました。

 

はい。比較対象が間違ってます。

では後悔しているのかというとそうでもなく。

 

今後もタッソでキャンプに行きます。

 

ソロでテント内で立てるサイズで、軽くて設営も楽。の条件はすべて満たしています。

 

タッソの手軽さは、キャンプに行くハードルとストレスを間違いなく軽減しています。

 

そもそも購入条件に「設営してニヤニヤする」なんて入ってなかったですからね。

いろいろと矛盾しててすみません。

 

タッソを使用する事で、自分の趣味嗜好を再確認しました。

 

 

タッソの設営はそこそこ楽

ワンポールテントなので、設営は簡単です。

 

でも、超かんたん!!まではいきません。「そこそこ楽」です。

 

一般的なワンポールテントの設営はもっと楽です。

 

その理由はタッソがもつ独特の変形機構にあります。

 

 

余った幕の処置が手間

タッソは6,7,8角形で設営できる事が特徴です。

 

その機構は、辺の2カ所をファスナーで閉じる事により可能にしています。

画像の赤いライン部にファスナーがあり、開け閉めする事で「辺」の数が変わります。

 

そして、

6角形で設営すると、内側2カ所に幕が余ります。

7角形で設営すると、内側1カ所に幕が余ります。

 

その余ったをくるくる巻き取る固定する必要があり、ちょっと手間です。

内側にあまった幕

さらに幕を止める箇所がやや硬く止めにくい。

何て言うんでしたっけ?

 

この黄色のループ部が硬いビニールのような素材で手が痛いです。伸縮性もないので止めにくく、地味にストレスを感じます。

 

 

こだわりすぎると沼にハマる設営方法

ラダーロックは便利だけど…

次にラダーロックコードの存在。

 

個人的にはあまり好きではありません。

 

設営には専用の設営ガイドを使用しますが、ガイド通りにペグを打てばテントがピシッと決まるかというとそうではなく、ラダーロックコードでの調整を前提としています。

 

ラダーロックコードは「普通にただ設営するだけ」ならば、あると便利です。

 

ですが、僕のように幕をピシっとバランスよく美しく張りたい!なんて人が使うと沼にはまる可能性があります。

 

ラダーロックの締め方のバランスが悪いと、張り過ぎの場所や緩すぎの場所ができて幕が歪んでしまうんです。

 

しかも、ペグダウン位置の要素も絡みます。

 

専用の設営ガイドのロープも伸縮性があるため、ロープの引き具合でペグダウン位置のバランスが変わってしまいます。

 

こだわりすぎ注意

タッソの名誉の為にもう一度書きますが、「サクッと簡単に立てる」にはラダーロックコードはあったほうが良いです。

 

ペグを打ち直すより、コードを引っ張り幕の張り具合を調整するほうが楽ですからね。

 

ただ、僕のように設営にこだわりすぎる人が使うと、うーん、となるかもしれません。

完璧を求めてしまった場合、調整できる部分が多いほど沼る気がします。

 

 

スタイルチェンジは実用性ある?

タッソのバリエーションは一通り試しましたが、結構使えます。

6角形

ベーシックな6角形は最も高さがあるスタイルです。

 

6角形で設営すると、実用性あるポールアレンジへ変形できます。

 

6角形→全面フルオープン

ポール3本で立ち上げてフルオープンに。

 

同じテントとは思えない開放感が味わえます。これ、すごいですよ。

突風には気を付ける必要がありますけどね。

 

この状態でメッシュスクリーンを取り付ければタッソは完全体になれます。

 

オープンスタイルは撤収前の乾燥時にもいいかもしれません。

 

※オガワALアップライトポール190cm×1本、130cm×2本を使用

 

 

6角形→半分オープン

こちらは6角形から半分だけ跳ね上げた状態です。

 

プライベート感と開放感がほどよく、多少の雨だったらこれでいけます。

 

就寝時に元に戻すのも簡単で実用性は高いです。

 

※オガワALアップライトポール190cm×1本、130cm×1本を使用

 

タッソ×T/Cルーテントソロ

6角形張りにビジョンピークスのT/Cルーテントソロを入れました。

 

ギリギリでしたがなんとか入りました。

 

でもやっぱり圧迫感があるので、コット+スペックの高いシュラフのほうが快適と思います。

 

 

 

7角形

個人的には高さと幅のバランスがよい7角形が一番好きです。

 

不満なく快適に過ごせて、スタイルもいいです。

 

7角形→前方張り出し

7角形からアレンジできる前方張り出し。

 

ポールは130cmを使用。出入りは腰を曲げる必要がありますが、数値のイメージほどしんどくないです。充分実用的です。

 

見た目よりずっとテント内も広く驚きました。

 

 

ただ、見た目がいまいちかな?

 

跳ね上げた事でスカートがだらんと下がるし、幕はどうしてもシワが寄ります。

 

スカートとシワとうまく処理できれば、もっとずっとカッコよくなると思います。

 

※オガワALアップライトポール130cm×2本を使用

 

8角形

さて、問題の8角形です。

 

張った印象は「低っ!!!!」

 

あまりにも遠いファスナー

テント内もかなりの低さです。

 

身長170cmだとテント内で立てるのはセンターポールから頭1個分だけ。

 

つまり、立ったままの移動は無理です。

 

 

外に出る際は、ファスナーに手を伸ばすと「遠っ!!!」ってなります。

 

めいっぱいかがんで背中を幕に擦りつけるように手を伸ばして、やっとファスナーに届きます。

 

結露してたら背中はびちょびちょですね(笑)

 

とにかく出入りが大変です。

 

ロースタイルは目立つかも

ですがその異質とも言える低いスタイルは、素直にかっこいいです。

きっとキャンプ場でも目立つんじゃないでしょうか。「なんだあのテント?」って。

 

そんな意味では、他にない価値とも言えるかもしれませんね。

 

 

快適性とスタイルチェンジのジレンマ

というわけで、7角形が高さ・広さ・見た目のバランスが良かったです。

 

ですが、アレンジとしては6角形からの半解放と全開放が好みです。

 

はい困りました。基本7角形で過ごしたいですが、そこから6角形ベースとした解放スタイルにはできません。設営自体をやり直す必要があります。

 

じゃあ7角形でいいか。いや、跳ね上げ用ポール買った意味よ…。

 

 

て感じのジレンマが生まれてます。

 

まだ使用回数も少ないので、もう少しじっくり考えていきますが、現状はこんな感じです。

 

 

まとめ:タッソは好みがだいぶ分かれそう

タッソの評価はなかなか難しいです。

 

ゼクーMってどう?と聞かれたら「超おすすめだよ!!!」と即答します。

 

タッソってどう?と聞かれたら「いい幕だけど、自分に合ってるかよく考えた方がイイよ」と答えます。

 

まあ、当たり前の事なんですけどね。

 

多機能も、自分に不要であればただのデメリットです。

 

見方を変えると、ハマればきっと最高のパートナーになります。

 

そんな感じでしょうか。

 

 

以上、オガワタッソのレビューでした!

 

 

 

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