収納場所がなく、自宅のあちこちに放置されたキャンプギア達…。
ずっと目を背けていましたが、ついに限界を超え収納改善に着手しました。
結論的には、衣装ケースを使って「ベッド下に収納」しました。
SNSでは壁面収納など素敵な収納を目にしますが、賃貸住みの狭い部屋にはそんな場所はなかったんです。
で、今回のアイデアはまあまあ良かったと思うのですが、衣装ケース選びはちょっと失敗しました。
サイズ感はよかったんですが、キャンプギアの保管には強度が少し足りなかった。後で調べたらもっといいものがあったというお話も付け加えます。
もし、同じようにギアの収納でお悩みでしたら、少しは参考になるかもしれません。
キャンプギアを収納する場所
まず、ターゲットとした収納場所です。
ベッド下の「高さ20cm×幅160cm」。たったこれだけ。
参考までにベッドは無印良品の足付きマットレス(セミダブルサイズ)です。
さて、たったこれだけのスペースに、本当にギアを収納できるのでしょうか。
ベッド下収納に使用したニトリの衣装ケース
購入したのはこちらを3つ
ニトリ
押入れケース セレスFD ワイド浅型(S/高さ18cm)
サイズ
外寸:幅44cm×奥行74cm×高さ18cm
価格
1,990円(税込み)/1個 ※2022年5月購入時点
※スタンダードな衣装ケースは、幅40cm×奥行60cmが多いです。ただ、キャンプギアを収納する場合、幅・奥行ともギリギリ入らないものがおおい。
ということであえて、幅44cm×奥行74cmを選びました。
本来の用途はその名の通り、衣類を収納するケースです。
通常は重ねて使用するものですが、今回はベッド下収納の為、ならべて使用します。
何の特徴もない衣装ケース。
※衣装ケースに収納する場合は、「内寸」に注意しましょう。
今回のニトリのケースの場合、これだけ違ってきます。
外寸:幅44.0cm×奥行74.0cm×高さ18.0cm
内寸:幅39.5cm×奥行67.5cm×高さ12.5cm
高さ12.5cmの通知を見ると不安になりますが、大丈夫。割といけます。
ベッド下に3つ並べたイメージです。
とてもシンプルで違和感はあまりないですね。
今の所いい感じ。
ベッドから床まで20cm。衣装ケースが2cmの為、ベッドとケースの間に2cmのすき間ができます。
高さ20cmの衣装ケースもあるのですが、今回は高さ18cmのケースを選びました。
理由は、「通気性」を確保する為です。
ベッドに隙間なく衣装ケースを入れてしまうと、湿気を逃がす為の空間がなくなってしまいます。
ベッド下はもともと湿度が高くなりがちな場所なので、「最悪な環境にギアを保存」とならないよう配慮しました。
ベッド下にギアをどれだけ収納できたのか?
内寸12.5cmで不安がありましたが、思いのほか収納できました。
ひとつずつ見ていきます。
ケース1
ビジョンピークス:TCルーテント
VENTLAX:2WAYアジャスタブルコット
テントとコットです。
TCルーテントはゼクーMのインナーテントに使用しているものです。ポリより厚いTC素材で2人用ですが、ちゃんと入りました。
コットも軽量タイプでなく、ハイ&ローの2段階調整ができるフルサイズのコットです。
高さはギリギリですが、収納できて驚きました。
ケース2
ゼインアーツ:ゲウ(タープ)
DOD:フタマタノキワミ
キャンプグリーブ:大型風防板(高さ60cm)
まさかのゲウが収納できました。大型のタープです。これが入るならば、タープは他社品もほとんど入るハズ。
フタマタノキワミはワンポールテントを二股化するポールセットで、中にはポール12本と二股ポール1セットが入っています。
入れてみて感じたのは、やっぱり幅44cm×奥行74cmにしてよかったという事。
よくある幅40cm×奥行60cmでは入らないものが多かったです。
ケース3
イワタニ:タフまるJr
ロゴス:コンパクトバケットチェア
DOD:マルチショルダーバック
アルバートル:マルチインバック
コールマン:三脚
3つ目は小物関係にしました。
より細かい物を収納する場合は、仕切りがあると便利かと思います。
タフまるがはいったのは想定外です。ジャストサイズで嬉しかった。
収納ケースは半透明の為、中に入っている物が判別できます。
もうちょっと透明度は低くても良かったかな?と思いますが、まあ良しとしましょう。
ニトリ衣装ケースの問題点
さて、ここからは失敗談。
購入後に気づいたのですが、ニトリの衣装ケースは、底が大きく空いていました。
何が問題かというと、内側ケースを支える底がない為、重さのあるものを入れるとたわんできます。
下から覗いてみると、やはり底部のささえがない為、下側に湾曲していました。
底の歪みは引き出し易さに影響がでてくるものと思います。
「ああ、他より安い理由はここだったんだな」と悲しき気付き。
衣類の収納という本来の用途とは違う為、ここを指摘するのは筋違いかもしれませんが、
重さのあるキャンプギアを収納するのであれば、より強度のある衣装ケースを選べばよかった。と感じました。
衣装ケースは耐久性があるものにすべき
今回ニトリの収納ケースを買ったのは、40×60cmサイズよりもう少し大きいサイズを探していて、最初に見つけたのがニトリだったから。
ただ、それだけです。近所に店舗もあったし、さっさと買ってしまいました。
ですが、後から調べればこっちにすればよかった…。
結論的には、天馬のFitsケースが上記画像のように底部もしっかりしており、強度が高くキャンプギアの収納に適していました。
価格はニトリより1000円ほど高いですが、長い目で見ればギア収納には強度を重視すべきです。
ということで今回のまとめ。
・狭く見えるベッド下もキャンプギア収納に使える!
・衣装ケースのサイズは幅44cm×74cmで正解!
・ただ、ギア収納にはより強度の高いケースにすればよかった!
やっぱり、ちゃんと比較検討しなきゃダメですね。
ということで、僕のような失敗をしないよう、お気をつけ下さい!
おわり。