ゼクーMとゲウの連結!美しさと安定性を両立した設営方法

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念願だった、ゼクーMとゲウの連結をすることができました。

 

設営の最大のポイントは、二股ポールを使用して美しさと安定性を両立させた点です。

 

今回は10m×10mの区画サイトで設営という制限がありましたが、駐車場と焚火エリアも含めて収めることができました。

 

設営時の手順、注意点、工夫した点などをご紹介します。

 

 

目次

ゼクーMとゲウの連結方法について

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ゼクーとゲウを連結する方法はいくつかあります。

今回は上記画像のようにゲウのサイドポールをゼクーのエクステンションフレームに重ね合わせる方法としました。ゲウの四隅は地面近くでペグダウンしています。

 

この連結方法の最大のメリットは、ゲウの美しい形状を保ったまま安定感のある連結ができる事です。

 

ゼクーのエクステンションフレーム部は、高さがおよそ140cm。ゲウのサイドポール高さは160cmの為、山脈の稜線のように綺麗な曲線で繋げることができます。

 

デメリットとしては、ゼクーとゲウのセンターポールの距離を測って合わせる手間がかかる事。今回はメジャーを使用しながら設営しました。

 

設営を行ったのは10m×10mのサイトです。

長さ10mは、ゼクーとゲウの連結ではぎりぎり収まったという印象でした。

 

図にすると、下記イメージです。

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駐車スペースと焚火スペースを除くと、10m×7mで設営できました。

 

 

ゼクーMとゲウ連結の設営手順

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手順もいろいろあると思いますが、今回行った順でご説明します。

 

1.ゼクーを設営する

2.フタマタノキワミを準備する

3.ゲウを張る位置を決める

4.ゼクーとゲウを連結する

 

必要な物は、DODフタマタノキワミだけです。
ゼクーを二股化で劇的に広くしたり、ゲウと連結したり、もはやかかせないアイテムになりました。

 

 

ゼクーを設営する

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いつも通りにゼクーを設営します。

 

但し、連結箇所のエクステンションフレームのある「辺」の向きに注意します。

 

また、ゼクーの大開口部がどこになるかも、しっかり確認しておきましょう。

上記画像の場合、連結箇所は手前側。大開口部は向かって右(上部ベンチレーションのある位置)になります。

 

※今回の連結方法は、ゼクーの大開口部付近にゲウのガイロープをペグダウンする為、出入りの際にちょっと気になります。この向きにした理由は、ゼクーとゲウの連結位置合わせが最も簡単だったからです。(ゼクー設営で最初の四角を作る際、黒のビルディングテープがある場所が連結箇所になる)

 

【追記】
設営ガイドを使用することで、ゼクーの向きを決めるのが容易になりました。ゲウと連結する際、連結箇所と逆側を大開口部とすることで、大開口部にガイロープが干渉する問題をクリアできます。ぜひ、参考にしてください。

 

 

フタマタノキワミを準備する

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DODのフタマタノキワミを準備します。

 

フタマタノキワミは、先端の二股部分&中継ぎポール&土台ポールがセットの商品で、これさえあればゼクーとゲウの連結ができます。

 

ゲウのサイドポール替わりで使用する為、頂点の高さは160cm程に調整。この場合の二股ポールの斜辺は約200cm必要になります。

 

フタマタノキワミは以下に調整し、計207.5cmの長さにしました。
 フタマタ先端は最も短い長さにする(57.5cm)
 中継ぎポールは片側2本使用(100cm)
 土台ポールは片側1本使用(50cm)

 

接続したポールはゼクーのエクステンションフレームに立てかけておきます。

 

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フタマタ先端のピンは忘れずにつけておきましょう。(紛失にも要注意)

 

ゲウを張る位置を決める

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次に、ゲウを張る位置を決めますが、綺麗に連結するにはこの工程が重要です。

 

画像のゲウの両サイドがメインポール位置。奥と手前がサイドポールの位置です。

 

ゲウを半分に折りたたんだ状態で置き、ゼクーの連結箇所からの距離を190cmにします。(詳細は省きますが、ゲウは設営後のタープ本体の面積が約3.8m×3.8mです。よって、その半分の距離に合わせます)

 

また、ゼクーの中心とゲウの中心(サイドポールのグロメット箇所)がまっすぐになる位置に合わせます。

 

※画像の黄色矢印はメインポールを立てる場所です。立ち上げる際の目印として、ペグを軽く打っておきます。狙った位置にタープを立てたい場合に有効な方法です。タープをしっかりと伸ばした状態でペグを打ちましょう。

 

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ゲウのメインポールを立ち上げた状態。先に書いたとおり、メインポールからの距離は約190cmです。

 

ゼクーとの連結をサイドポール側にすることで、タープは自立することができ、安定感のある設営になります。

 

 

フタマタノキワミで連結する

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位置が決まってしまえばあとは簡単です。

 

連結位置は、ゲウのサイドポールの替わりにフタマタノキワミで固定。また、通常サイドポール側はガイロープ1本ですが、ゼクーをまたぐように2本使用します。

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連結箇所から延びるガイロープは、画像のようゼクーにギリギリ当たらないくらいの場所でペグダウンしました。

 

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フタマタノキワミ端部は位置ズレが起きないようペグダウンをして固定します。

 

余談ですが、端部には安価なパイプキャップを装着しています。

汚れてもふき取りやすくていい感じです。

 

 

 

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ゼクーのエクステンションフレーム頂点のガイロープは通常1本ですが、真ん中にあると邪魔です。

 

テントへの出入りをしやすくするため、もう1本追加して入口を避けるよう左右にペグダウンしました。

 

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連結位置と反対側のサイドポール部。

 

ここも通常はガイロープ1本ですが、もう1本追加して左右に分けて固定しています。連結とは関係ないですが、10mサイトでは広さがギリギリで、ガイロープを遠くに固定できません。

 

近くに1本では安定性が落ちるので、二股化して強度アップを図っています。

 

ここまで、ゲウに追加ガイロープ2本。ゼクーに追加ガイロープ1本で計3本余分に使用しました。

 

ゲウは角を落として設営した場合に4本ガイロープが余りますので、この余ったロープを使用すれば、追加購入の必要はありません。

 

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連結部のアップ。

 

ゼクーのエクステンションフレームとフタマタポールをガイロープでぐるぐる縛っています。が、ここにテンションはかかっていません。

 

「連結」といってもゼクーとゲウはそれぞれが自立しており、正確には少し重なっているだけです。この接続紐は、万が一突風でタープが倒れそうになった場合にひっかかりになるかなと結んでおいただけです。

 

(でも、紐があると”共倒れ”になる可能性もあるので、なくてもいいかな…)

 

仮にエクステンションフレームにタープを直付けした場合、お互いの幕に少なからず負荷が掛かってしまいます。そんな心配もあり、今回の「自立した連結」方法としました。

 

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連結状態からゼクーだけ片付けた状態です。

 

タープは二股ポールで自立しています。

 

この日は撤収日にテントだけ先に片付け、タープだけ残してチェックアウトまで粘りました(笑)

タープは畳むの簡単ですからね。

 

 

機能的かつ美しい、ゼクーとゲウの連結

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ゼクーとゲウを連結することで、雨が降っても濡れずにタープとテントの行き来も可能です。

 

ゲウの角を落として設営すると、周囲の視界を遮りながら前方だけ広く視界を取ることもできます。

 

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今回は10m×10mサイト(駐車場込み)でしたが、焚き火スペースもしっかり取り収めることができました。

 

ゼクーとゲウのみであれば、10m×7mで設営できます。

 

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ペグダウン箇所にロープライトを取り付けた画像です。

サイト内めいっぱい使用していることが伝わるかと思います。

 

 

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今回の連結は大開口部の位置など、改善点もありますが、かっこよさ・安定感の面では満足のいく仕上がりとなりました。

 

連結した設営方法はまだまだあるので、今後は別の方法も試してみたいと思います。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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