ゼクーMのインナーテントどうしよう…。
ずっと迷っていたのですが、ついに決定しました!
購入したのはビジョンピークスのTCルーテントです。
TC素材の暖かさ、ベージュでおしゃれな見た目、ゼクーMにベストなサイズといい事ずくめでしたので、レビューしていこうと思います。
TCルーテントのスペック
ざっくりとTCルーテントのスペックを紹介します。
ブランド:ビジョンピークス
素材:TC素材(ポリエステル+綿。フロアのみポリエステル)
ポール:FRP製
サイズ:約220×180×130cm(高さ)
重量:5.1kg
設営時間:5分
特徴は、TC素材で夏は涼しく、冬は暖かい事。
また、ゼクーMにジャストサイズで設営が超簡単という点です。
TCルーテントを選んだ理由
ゼクーMのインナーテント選びで重視したのは下記4点です。
・冬の寒さを和らげる事→TC素材
・設営が楽な事(ペグ不要)→自立式テント
・ゼクーとの色合いが合う事→タンやサンドカラー
・2人分+αのスペースがある事
・部屋キャンでも使える事
最終候補としてTCルーテントとDODのフカヅメカンガルーテントSに絞ったのですが、ゼクーMにジャストフィットで居住性も優れるTCルーテントを選択しました。定価も14,900円(税込み、2021年11月時点)と驚きの安さでした。
キャンプスタイルがデュオキャンなので居住性が決定打になりましたが、ゼクーMでソロキャンスタイルならば、DODのカンガルーテントSSにしていたと思います。
フカヅメカンガルーテントSはルーテントより高価ですが、アルミポール採用の安心感とおしゃれなデザインでとても良いテントと思っています。
ゼクーMにインストール!!
どうでしょう!!
ゼクーMに設営した感じがこちら。
フロアのちょうど半分のスペースに設営できました。
ルーテントはベージュカラーなので、ゼクーとの相性もバッチリです。
遠目に見ても違和感はあまり感じないですね。
ゼクー内のざっくり半分をルーテントが占有します。
リビングスペースはもちろん狭くなりますが、2人で食事をしてくつろぐには充分なスペースです。
テント内が狭くなったぶん、ストーブの効果が上がった?かもしれません。(気のせいかもしれませんが)
寸法感は、こんな感じ↓↓↓です。
これ専用設計ですか!?ってくらい、本当にちょうど良いサイズなんです。
ゼクーMに使用するとテント内を寝室&リビングに分けて使用でき、2ルームテントのよう。
細かい話をすると、リビングシート上に収めようとすると、ちょっとだけはみ出します。(上図右と下の画像の赤マル箇所)
全然問題ないレベルですが。
ルーテント内にスナグパックのシュラフを2つ並べた状態です。
シュラフのサイズは220×80cm。
ルーテントは220×180cmなので、シュラフ2つを並べても少しだけスペースに余裕があります。
スマホや財布などの貴重品は身近な所に置きたいので、このちょっとしたスペースがいい仕事をします。
前後には大きなメッシュの出入り口があり、ゼクーのベンチレーションにも手が届く距離で使い勝手が良いです。
頭上空間も充分です。寒い日でもインナーテント内で着替えるだけの充分な広さがあります。
ランタンフックは上部中央と四隅で合計5カ所もあります。
その日のレイアウトに合わせ設置位置を変えられるので便利です。
近すぎると眩しいので、普段は頭から一番遠い位置にぶら下げるようにしています。
ゼクー内での設営について
サイズがちょうどいいのは大きなメリットです。
でもそれって、設営しずらいんじゃないの?
購入前は、とても心配していました。
結果………全く問題なし!
ゼクー内にルーテントを広げると、画像のとおり本当にぴったりサイズです。
設営が不安になりますが、ゼクーの6角形がいい仕事をします。
画像のように、左右に三角形の空間がある為、動きやすく思いのほか簡単に設営できます。
余談ですが、設営した状態で大開口部からの出し入れも可能です。
TC素材なので撤収時にしっかり乾燥させる事が大事ですが、よっこらせと引っ張りだして、そのまま乾かすことができます。
フタマタノキワミを使用した設営について
DODのフタマタノキワミがあると、センターポールがなくなるのでルーテントの設営がとても楽になります。
また、ポールがないことでルーテントへの出入りもしやすいですね。
フタマタノキワミで二股化することで、テント内の自由度が大幅に増します。
また、ゲウとの連結部にも使用できるので、ゼクーユーザーの方には超オススメのアイテムです。
TCルーテントの良い所
ルーテントの良い所はとてもたくさんあります。
その中でも、特に気に入っている点についてご紹介します。
TC素材で結露がなく暖かい。朝までぐっすりと眠れる
ゼクーはシングルウォールなので、どうしても結露が発生します。
極端に気にする必要もないですが、強風時は幕からポタポタと滴ることも。
マットやシュラフが濡れると乾燥も面倒ですし、顔に水が落ち夜中に目が覚めしまうかもしれません。
ゼクーにかなりの結露が発生するような状況でも、ルーテントはサラサラな状態を保っていました。
ゼクーの幕体はポリエステルリップストップという軽く強度がある素材ですが、素材自体は薄く、朝方には外の明かりが透けてきます。
ルーテントで眠ると明かりをシャットアウトできる為、朝までしっかり眠れます。想定外のメリットでした。
夜に風が強いとバタバタと揺れる幕を見て不安になります。が、インナーテントは揺れない為、平和そのもので安心感がありました。これも想定外のメリット。
そして何より、本当に暖かいです。
インナーテントがないときは、夜中に顔に降りてくる冷気で目が覚めてしまったこともしばしば。導入後はそれがまったくありません。
冷え込んだ朝はルーテントから外に出ると「さむっ!!」っと声がでます。それほどルーテント内は暖かいということです。
「暖かさ」は一番重視した項目でしたが、期待以上でした!
設営も撤収も簡単!ペグも不要!
設営、簡単です。
超、かんたんです。
だって、幕とポール2本だけです。インナーに使うなら、ペグもハンマーもいりません。
公式の「5分設営」を見て、ほんと??って思ったけど、できます(笑)
インナーテントの購入条件で、「自立式」は絶対条件でした。
ゼクーの設営だけでもそこそこペグを打つので、インナー設営時まで打ちたくなかったんです。
※設営での唯一の注意点は、ポールを無理に曲げない事です。ポールをピンに止める際にやや力がいりますが、幕を引っ張ってポールにはめるようにすると良いです。
構造がシンプルなので、撤収も簡単です。
四角形なので迷わずパタパタ畳むだけですしね!
ルーテントを畳む手順は下記を参考にしてください。
※メッシュ窓を少し開け、空気を抜くように畳むと綺麗にできます。
部屋キャンに最適なサイズとおしゃれ感
キャンプにどっぷりハマっていくほど、キャンプに行けない日はモヤモヤするように…。
そんな日は部屋キャンで気を紛らわすようになりました。
持っていた小さなワンポールテントを立てたりしましたが、普通には立たず当然苦労しました(笑)
ルーテントは自立できるし220×180cmなので、6畳部屋でも簡単に設営できます。
130cmの高さも絶妙で、ローチェアとテーブルを置いてくつろぐ事までできるんです。
自分だけの空間。まさに秘密基地ですね。かなり楽しいです(笑)
テント内で食事をしたり、ゲームをしたり、たまにはガンプラ作ったり…
テレビ前にテントを設置して、窓越しに映画を見るのも楽しそうです。
もう何度やったか分からないくらい、部屋キャンにはまっているのですが、ルーテントの簡単設営・サイズ感・おしゃれな雰囲気、どれをとっても最適と思います。
僕が勝手に決めた「ベストオブ部屋キャンテント」です(笑)
まとめ:可能性は無限大。オールマイティーな優等生
ルーテントは本当に様々な使い方ができます。
・カンガルースタイルのインナーテントに良し!
・デイキャンでも良し!
・タープ下に張っても良し!
・おしゃれな部屋キャンテントにも良し!
ルーテントを買ってから、またやりたい事が増えました(笑)
まさに可能性は無限大!使い倒して楽しいキャンプライフを送りたいですね。
以上、ビジョンピークスのTCルーテントでした!
参考になれば、とても嬉しいです。