ゼクーMの購入前は、設営が結構大変なんじゃないかという不安がありました。
実際に使用してみて、その不安は的中したのか。選択に失敗はなかったのか。
実体験を交えながら、解説していきます。
結論を言ってしまうと、ゼクーの設営は大変ではなく、「楽しい」です。
全く購入予定になかった、ゼクーM
当初、購入するテントの条件として「設営が簡単」な事を重視していました。
設営と撤収が面倒だと、キャンプそのものが嫌になってしまうと思っていたからです。
テントの候補として考えていたのは、下記3つ。
- ぺポライト(テンマクデザイン)
- ピスタ34(オガワ)
- クロノスキャビン3型(モンベル)
条件は、240×240cm程のフロアサイズで二人分の空間があり、コンパクト&軽量。そして設営が簡単なもの。
なのになのに、出会ってしまったゼクーM。かっこいい。欲しい。候補とはだいぶ違うサイズ感でしたが勢いで購入。
ただ、ペグもガイロープも多くて大変そう。
買ったものの、設営は大丈夫だろうか。。。と不安になりました。
ゼクーの設営は大変なのか?
設営時間は初張り時で40分。慣れてきて30分ほどです。
設営は1人でも全く問題ありません。大型2ルームテントによくある、本体の立ち上げが大変だったり、フレームがはずれてイライラしたりなんてことは一切ありません。
基本手順が、4ステップだけなので、迷うことはありません。
1、ビルディングテープの位置でペグダウン
2、センターポールで立ち上げる
3、エクステンションフレームの取り付け
4、ガイロープのペグダウン
適当にやったら20分でも設営できます。
が、綺麗にかっこよく張ろうと思うと、多少の時間がかかります。
例えば、ビルディングテープ4隅のペグダウンは、綺麗な四角形になっているほど、設営後の張り具合が美しくなります。適当にやっても設営できますが、仕上がりは雲泥の差になります。(本当に驚くほど違ってきます)
というわけで、簡単だけど、こだわると時間がかかる。
でも、設営が大変なんてことはまったくなくて、逆にじっくりと設営する時間が実に楽しいです。
思考錯誤しながらイメージ通りにピシッ!っと張れたら気分は最高です。
「設営に手間取るのは時間がもったいない」と思っていたのに、
「こんな楽しい時間は堪能しないともったいない!」と真逆の考えになりました。
体験しなきゃわからんとは、まさにこのことです。
ということで現在、検討中の方へ。
設営の心配は大丈夫ですよ。
ゼクーの最低ペグダウン本数
結構勘違いされることが多いですが、ペグの最低必要数は12本です。
下記、カッコ内は僕が使用しているペグの長さです。
ゼクーのペグ打ち箇所と本数
画像①:6本(30cm) 6角形の頂点
画像②:3本(25cm) エクステンションフレーム頂点のガイロープ3か所
画像③:3本(25cm) 下部ベンチレーションのガイロープ3か所
=====ここまで必須。計12本=====
画像④:3本(20cm) エクステンションフレームの下部3か所
画像⑤:6本(20cm) 強風時の補強ガイロープ6カ所
スカート:12本(20cm) スカート固定6カ所×2本
上記のとおり、最低必要なペグダウン箇所は12カ所です。
強風時と冬場以外は12カ所だけで問題ありません。
ペグは全部打つと大変。だけど、全部打つ事はほぼないから、イメージより大変じゃない。これが事実です。
余談ですが、ペグは何年も使えるので初めから良いものを買うと後悔しません。しかも、使い込んだものが高く売れます。(僕はケチって後悔しました。。。)
個人的には、やはり超定番のソリステかエリステ。またはゼインアーツのグラートステイクがオススメです。
無駄だって、キャンプでは楽しみになる
軽くて設営が楽なテントを効率よく張るのももちろんいいです。
でも、キャンプは自由です。無駄を楽しんだっていいですよね。
ゼクーを購入したことで、設営=面倒の概念が崩れました。テントを張りたい!を目的にデイキャンプに行くこともあるくらいです。
ゼクーはそれほどの魅力あるテントだと思います。
ということで。設営を心配されている方へ。大丈夫ですよ!
一緒にゼクーライフを楽しみましょう!