ゼインアーツの新作・オキトマ2をチェック。良い所と気になる所

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ゼインアーツの2021年新作、オキトマ2を展示会で見てきました。

 

やはり個性的なデザインでかっこよく、また、製品としてのクオリティーがかなり高いと感じました。

 

購入を検討している方の参考になれば幸いです。

 

 

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目次

オキトマ2の良い所

ネット上では事前にスペックなどを見ていましたが、実物を見ると好印象な点が多く見られました。

 

このテント、戦闘力高いです。

 

 

個性的でかっこいいデザイン

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 ゼインアーツ版パップテント、というイメージがありましたが、デザインは個性的でかっこいいと思います。

 

奥と手前の縦に分割した斬新な発想の2ルームテント。

 

似たようなテントがありそうで、ないです。まさにゼインアーツデザインで素晴らしい。

 

 

意外とゆとりあるスペース

ソロ用テントという先行イメージがありましたが、意外とスペースにはゆとりがあります。

 

一般的なソロテントは内部にローチェアが置けないサイズも多いですが、オキトマ2はしっかりとリビングが作れます。

 

荷物スペースもインナーテント+テーブル&チェア2脚置いても、充分に確保できます。

 

インナーテントの幅は130cm。一般的なセミダブルベッド(120cm)よりも広く、2人でも快適に眠れそうです。

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ゆとりあるインナーテント

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インナーテントの横は荷物置きに使えそう

 

 

心地よい包まれ感

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チェアからの眺め

チェアに座ってみると、心地良さを感じます。

 

天井高は140センチなのでやはり圧迫感はありますが、良いものに包まれている気分になります。

 

小さな高級車の空間のようで、居心地が良いです。

 

 

 通気性はかなり良さそう

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メッシュ付きで開閉可能なサイドベンチレーション

通気性はとても良さそう。

 

インナーテントは全方向にメッシュ付きで、夏の虫問題も大丈夫。

 

本体両サイドのベンチレーションも開口部が広く、暑い夏でも対応できそうです。

 

寒いときにはフルクローズも可能なので、幅広い季節に対応できると思います。

 

なお、自在金具はギギと同じシルバーのタイプでした。

(ゼインアーツは製品によってガンメタとシルバーがあります。)

 

 

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天井部ベンチレーションは2カ所

天井部のベンチレーションは対角線上に2カ所ありました。

 

マジックテープでの立ち上げ式で、収納時は畳むことができます。

 

 

見た目より設営はしやすそうな印象

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 設営がちょっと大変?という印象を持ちそうですが、各所に細かい配慮がされていました。

 

①色分けされたポール

 本体を横方向にささえるブリッジフレームは、端部がシルバーになっており他のポールと間違えにくくなっています。

 

②ポールを通しやすそうなスリーブ

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スリーブ式=面倒。ということはなさそう

ポールを通すスリーブはテントの幕とは別の素材となっており、ストレスなく通せそうな印象があります。

 

このスリーブも含め、テントをデザインしているようです。

 

③フックでの本体固定

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フック式の固定

スリーブ以外の幕の固定はフック式です。

 

パチン、パチンと止めるだけなので、簡単です。

  

 ④ビルディングテープ

ビルディングテープがあると位置決めがしやすいです。

 

また、ビルディングテープをしっかりと張りながら設営することで、テントを綺麗に張る事ができます。 

 

かっこいいテントはかっこ良く張りたいですよね。

 

 ⑤インナーテントはフック式でペグいらず

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インナーテント上部・下部ともフック式

インナーテントの設営も画像のとおりフックを引っ掛けるだけです。

 

 ペグ式に固定だと一気に面倒になりますが、この方法はありがたい。

 

ゼクーに付属のフロアシートも同じ構造ですが、扱いやすいです。

 

 

こだわりの素材:ポリエステルリップストップの採用

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オキトマ2の素材にはポリエステルリップストップを採用しています。

 

リップストップには名前のとおり、「リップ(裂ける)」を「ストップ(止める)」という特徴をもち、ポリエステル生地にナイロンを格子状に縫い込むことで引裂強度を格段に高めています。

 

軽量かつ、高強度な高級素材です。

 

サバティカルのギリアと比較される方も多いと思いますが、ギリアは一般的なポリエステル素材です。

 

また、表面加工もギリアに用いられている一般的なフッ素加工とは異なり、オキトマ2ではシリコーン加工を採用し、強度と防水性を高いレベルで実現しています。

 

居住性と見た目で選びがちですが、テントは幕体がもっとも重要です。

 

安く作ろうと思えば作れるが、機能性はゆずらない。

 

このこだわりこそ、ゼインアーツ製品と感じます。

 

 

オキトマ2の気になる所

前面立ち上げ時に水が溜まらないか

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雨天だと水が溜まるかも?

出入口を立ち上げている状態で雨が降った場合、水が溜まりそうな印象を受けました。

 

※実際にどうなるはわかりません。

 

なお、立ち上げ用のアップライトポートはオプションです。「ZN」ロゴがかっこいい。

 

 

値段が高い?

 税込み59,950円なので、約6万円です。ソロテントとして考えると結構いいお値段です。

 

が、前述したように、ポリエステルリップストップという高強度な素材を採用しており、インナーテントとフットプリント(リビングシートのようなもの)も付属しています。

 

また、オキトマは自立可能テントですがペグもしっかり20本ついてきます。しかもジュラルミン製です。

 

ゼインアーツのペグは超かっこいいです。ゼクーに付属ペグのも、かっこよすぎてまだ使えてません(笑)

 

製品の品質と付属品を考慮した場合、納得できる値段ではないでしょうか。

 

 

高強度だが、若干シワになりやすい生地

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ゼクーMもシワがつきやすい

オキトマに採用しているポリエステルリップストップは、薄く・軽く・高強度な生地ですが、若干シワになりやすいというデメリットがあります。

 

ゼクーMも使用するにつれ、ちょっとシワが増えてきたかな、という感じです。

 

テントを撤収する際はできる限る丁寧にたたむ事をオススメします。

 

あまり神経質にならなくても大丈夫ですが、一応覚えておいたほうが良いです。

 

 

 常に2人での使用はちょっと厳しいかも

オキトマ2は二人でも使用できるサイズです。寝床もリビングも2人分用意できます。

 

が、やはりテント内での移動などで、窮屈に感じるかもしれません。

 

個人的にですが、やっぱりこのテントは贅沢にソロで使いたいかな、と思いました。

 

 

おまけ:新作のグラートハンマーとグラートステーク

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左:グラートハンマー 右:グラートステーク

 

かっこいいテントとセットでかっこいい道具を使いたいですね。

 

 

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